ある業界専門紙の記事によれば、「整髪料などを除く“男性用スキンケア化粧品”の販売額は120億円。整髪料や香水などを含めれば、市場規模は2000億円を超えるとみられる」とのことです。確実に男性用化粧品の市場は拡大しています。
東京・新宿にある大手百貨店の男性化粧品売り場の購買者は、30代後半から40代が中心。特に美しい肌を目指してスキンケアに力を入れる男性が急増中で、売り場には、「乾燥肌には何をつければいいのか」「顔のシミが気になる」といったアドバイスを求める多くの男性が訪れているようです。
また、ここ数年、ネイルサロンやエステティック、スポーツクラブなどに通い、「外見磨き」に精を出す男性が増えていることも見逃せない傾向です。仕事の実力だけでなく、見た目の良さも大事。「女性にモテる」だけでなく、ビジネスの場でも相手に好印象を与えるだけに、ビジネスマンを中心とした男性が「外見磨き」にお金と時間を惜しまなくなったということでしょう。
ある会社の調査では、「男性も外見に投資した方がよい」と思う人の割合は、男性が約50%に対し女性は71%。「男性が見た目に気を使うことは大切」と考える女性は97%に上りました。こういった女性の声援が男性の行動を後押しし、「男だってきれいになりたい」と願う男性のマーケットのすそ野が、かつてない広がりを見せているのです。男性の脱毛は、その一部なのです。
